我らの先輩に教えを乞いに

先日、今から遡る事５年前に日本からシベリア大陸を車で横断した人に
会いました。

ヨーロッパではこういう長旅をする人はいっぱいいるから

情報も簡単に拾えるんだけど、日本からスタートする人は

そうそういません。

ネットで探しまわって、ようやく「話が分かってくれそうな人」を
見つけて、連絡を取り合うようになり、ようやくお目に掛かる機会に

こぎ着けたのです。

さらっと書きますけど、

私と同じ年の彼は、オークションで手に入れた10万円の車で

日本から一人ロシアを横断し、ヨーロッパを何か国か周った後、

ポルトガルに住む友人の結婚式に参加したというツワモノです。

日本から車をどうやって持ち出そうかとか、ロシアでの通関とか

私たちが今必要としている情報のほとんど持っていてあ、手続き上で

必要な書類とか、実際書いたもののコピーを一通りとってきてくれて

至れり尽くせり。

それまでの不安に思ってた事がこの１日で解決したといってもいいでしょう。

やはり旅に慣れている人だと、何が重要なのかを実体験でもって心得ているから
会社なんかを通して色々やるよりよっぽど早い。

今回もありがたい事に、そういう人とめぐり合えてほんと良かった。

会合の場所は、新宿のロシア料理のレストラン。
だいぶちゃんとしたところで、席の予約までしてもらった。

話の内容がロシアについてだったので、こういう粋なセッティングを
してもらったんだけど、彼曰く
「ロシアでこんな料理が食べられると、思わないほうがいいです」
と一言。

多分、こんな洗礼されたレストランなんて都会のほう（モスクワとか？）にしか

ないし、過度な期待はしない方がいいという事だな。

ロシアは未知な国で、すごい暗いイメージで正直あんまり興味がなかったんだけど
この先輩に会っていろいろ聞いてからは、次第に興味が湧いてきたかな。

旅への出発も50日きりました。

１日１日がほんとに早く終わってしまいます。

明日も、調べ物と問い合わせで１日が終わる。

そんな感じの毎日です。