G2DOKKA-WANDERLUST

ドイツ発。親子3人車中泊放浪旅のキロク

2011年モロッコ旅

旅の終わり

ナドールの港から船に乗り、 来た海をまた戻ること2日。今回も予定より1日遅れでフランスに上陸。久々のヨーロッパ。我が家に段々と近づいて行く感じは、車旅ならではのお楽しみだ。家に帰るのって、こんなに嬉しいことだったっけ??グッバイ、モロッコ。…

最後のモハメッド

モロッコ旅最終章。フェズからナドール。途中の原っぱで1泊し、最後どーしても寄らなきゃいけなかったモハメッド宅。途中で電話しろと言われたので、何度か連絡したんだけどそのたびに「あのねぇ、ラシーダ金がなくてホントに困ってるからね」と言うモハメッ…

買い物最終戦@巨大迷路都市フェズ

イミルシルから山を越え一気にフェズという、モロッコ最古の都に行った。古代都市のフェズは城壁の中に町があり、その町並みは間違いなく世界最大の巨大迷路都市だ。一度入ると、なかなか抜け出せない。目印になりそうな高い建物も、町の中からは全然見えな…

イミルシル 再び

3週間ぶりのイミルシル。湖に着いた頃には、この前と違って晴れていたのでさらに青さも引き立ち、一段と美しさを増していた。イミルシルの街中は、前回と違ってラマダンも終わり、街がにぎわっていた。明日から始まるお祭りのため、臨時の大掃除大会や道路の…

水あるところに、親切あり???

マラケシュからイミルシルまでの道。久々にアトラス山脈を行く旅に突入。海もいいけど、やっぱ山もいいなぁ・・・途中で「OUZOUDの滝」という所や「BIN-EL-OUIDANE」という素晴らしくきれいな湖に寄ったりして、また静かな旅の日常に戻った。途中で通りかか…

マラケシュ、即撤退

熱帯夜の寝苦しい夜を過ごし、そのまま猛暑の1日に突入。この暑さで街歩きはできないと思ったので、マラケシュ観光は夕方からにする。それまでたっぷり時間があるので、ホテルのプールで泳いだり、洗濯したりしてのんびり過ごした。私達は車持参なので、キャ…

カーペット戦

小さな裏路地にあったそのカーペット屋は外見からは想像できないくらい、沢山のカーペットがストックしてあった。店の主人はパリっと白いワイシャツを着て、他の店とはレベルが違うというところを見せ付けているようだった。私が探している大きさ、色目など…

大西洋トリップ 2

海沿いトリップはまだまだ続くあるときはがけの上で、またあるときは砂浜で。もう、けっこう飽き飽きするぐらい海での日々が続く。 道の途中にあったサボテン畑街に出た時は、カフェや食堂でのんびり過ごした。海沿いなので、魚貝類にかなり期待していたんだ…

大西洋トリップ1

海に出てから10日の間は、海岸線をたどり砂浜キャンプの日々。EL OUATIA→TAFAYA →CAP DRAA→PLAGE BLANCHE→SIDI IFNI→AGLOU PLAGE→→→マークスはカイトサーフィン三昧。私は本を読んで。考え事に耽る日々だった。毎日星の観察が出来るほどの晴天続き。地元の…

砂漠を抜けて

生まれて初めての砂漠では、散々な目にあったけどそれよりも得た物に感謝しよう。今となっては、あの軒下の猫になったような時間もいい思い出だ。悪夢の1日から一晩明け、これからは砂漠地帯を抜け出しアトランティックの海へ向けてひたすら走るのみ。途中…

あらし再び

砂漠で野宿は気持ちよかったけど、夜は思ったより寒かった。すんばらしい朝日と共に起床し、しばらくあたりの美しさに呆然とした後で、他のみんながいるところに戻って朝ごはんを食べる。朝の8時にはもう、太陽光線がジリジリし始めてきていた。オランダ人…

砂丘の日

静かな砂漠に朝日が昇り、2時間もすれば太陽ビームがガンガン降り注ぎはじめ、昼になった頃には、暑さでグダグダになった。ムハミド砂漠二日目は、砂丘に出かける。私達は自分らの車があるので、勝手に行くこともできたんだけどもし万が一砂漠の中で何かあ…

ハマダから砂漠へ

Zagouraを過ぎて、1時間ぐらい走っただろうか。なんとなーく、砂漠が近づいている感じの景色になってきていた。時々砂の吹き溜まりが、小さな砂丘をつくっていたりしてああ、とうとう来ちゃった!という期待感でそわそわしていた。この辺一体を地図で見ると…

アトラスを抜ける日

Boumalne ~Zagoraひたすら山道は続く。この日通ったところは、景色は最高なんだけどこの旅で最大の難所だった。しかもちょー熱い普段から車もそんなに通らない道らしく、車輪のあとも大分前のものと思われるものばかりだ。「あーあ、また来ちゃったよ、こう…

まだまだ山の中

イミルシルの美しい湖をあとにして私達は砂漠へ向かうべく、山道を登っては下ってを繰り返していた。 THE 山の道 茶色い山肌の風景ばかりの土地は、川も干上がり、木もろくに生えてない寂しい風景が続く。だんだんと川に水が滲むようになってくると、放牧さ…

イミルシルにて

ベルベル人文化発祥の街といわれているイミルシル。たどり着いたところは、1時間もあれば町を1周できるんじゃないかというくらい、小さな町だった。 道中にあった近くの村シーズン中は観光客もよく来るらしく食堂やホステルなんかはたくさんあった。相変わ…

ハイ・アトラスを行く

MIDELT~IMILCILMIDELTという街から、山道を抜けるルートを見つけ早速行ってみる。街を出るとすっかり山の風景に変わり、ラクダまで登場するようになってきた。上へ上へさらに行くと、ベルベル人のテントが沢山あって放牧で暮らしている人たちがたくさんいた…

山に逃げろぉーーー

謎の一家とも別れを告げ、ナドールを出て南下してアトラス山脈を目指す。それにしても熱い。アンチ・エアコン派の私達は窓を全開で走っても、風が熱風すぎて車内が涼しくならない。街の温度計には、45度と表示されている。未体験ゾーンだぞ。雲ひとつ無い…

ほんとだったらすごい話(長いよ)

この後3日間過ごした一家の主であるモハメットは、時間が経ちお互いちょっとずつ慣れてきた頃から、だんだんと言動がおかしくなってきた。慢性的に落ち着きがない人っているけど、彼は更に気分の浮き沈みが激しくて見た感じ「躁鬱病」を伺わせる行動が目立…

最初の一歩でモハメッド

船が着いたナドールという港から、ちょっと外れたところにあった市場街に車を止め、探索してみることにした。街のあちらこちらにあって、普段おじさんたちの社交場になっているカフェは、ラマダンの為ガラガラだった。たまに席についてる人を見かけても水す…

帰ってきました

おひさしぶりでございます。金曜日に無事に戻ってきました。片付けもひと段落したので、ブログ再会しまーす。この1ヶ月半、パソコンを開いたのはたったの1度だったので前の旅日記みたくタイムリーではないんですが、旅の思い出が色あせないうちに何回かに…

旅は準備からすでに始まっているのだ

あと10日でモロッコへの旅が始まります今回はなんといっても車内泊が出来るようになったのでチョー楽チン!先週は車内の内装で大忙しの1週間だったけど今週もマー棟梁が急ピッチで工事を進めております結局いつも大詰めでバタバタになっちゃうんだよなー…