G2DOKKA-WANDERLUST

ドイツ発。親子3人車中泊放浪旅のキロク

日本ードイツ大陸横断_旅を終えて

バンザイ!自宅前にて

 
ゴールして1週間が経ちました。

出発前は想像もできなかったドイツへのゴール。

大雪の銀世界の中、たどり着いたマーカスの故郷は雪に覆われていて、
 
記憶の中にあるはずのこの街がぼんやり霞み

知らない所に来たみたいだった。

「あれ、どこに来ちゃったんだろう??」


マークスの両親は、深夜まで親友の誕生パーティで自宅を出払っているというので

その会場に向かい、彼らと久々の再会を果たす。

たった半年ぶりの再会だったが、これに涙する人もいた。

いろいろあったもんね・・・

わたしたちは、12時間ドライブの末たどり着いたということもあり

涙どころか、そこにある食べ物にがっついて空腹を満たし、

ビールを一気に飲み干す事が最優先だった。

意外とあっけなく。

滑り込んで帰国という感じ。

とはいえ、かなりの達成感はあった。


「今日どこ行く?」

「えー、とりあえず西方面」

たいていこうやって1日が始まり、

日本から、バカみたいにずーーーーーっと西を目指した9カ月。

何もかもが初めての事だらけで、困ることも多々あったけど

だんだんとこの旅に適応していってる自分が、とても斬新で

意外と頼もしかった。



もしこの旅をせず、故郷の東京からドイツのこんな田舎町に

飛行機でひとっ飛びで来たら、

どういう気持ちでこの「移住初日」を迎えたんだろう?

これまた想像できないけど、

間違いなくこの旅から学べたことは、

今後いろんな形やいろんな気持ちになって

私のドイツ生活を豊かにしてくれるんだと思う。


この先も旅している感覚を忘れず、暮らして行きたい。

人生は旅の縮図だとは、上手い事言ったものだ。

自分の歩いていく道で、新しい人に出会い、新しい出来事に出会い

新しい自分を発見する。

物質的に移動することだけが旅ではなく、

小さな日常の中でも、ずっと旅は続くだろう。


 
旅の延長に日常があり、日常に旅している日々。
 

そういうのが、いいな。

早くも定住地となったここドイツでも、

毎日がまだまだ冒険みたいな日々。

とにかく、先ほど住民登録を済ませ晴れてこの街の住民となった。

住所不定家なし無職、放浪の旅人が、

役所の開館時間を気にして朝起きるような生活に

とうとう戻ってきた。

なんとなく不自由な感じ、だけど絶大な安心感。

帰る家があるって、なんて素敵なことなんだろう!

そんな感じでいつものごとく、まとまらない締めくくりにはなりますが

旅ブログこれにて終了。

文字や言葉にすらできないことが沢山ありすぎて、

どこまで伝わったかわからないけど

読んでくれたみなさん、コメントをくれた皆さん、

たまに返事もできなかったりしたこともあったと思うけど

応援してくれてありがとう!!!

アップしきれなかった写真や映像は、時間を見つけて

チョコチョコアップしてゆくのでたまにのぞいて見てください。


人生第2章目が始まったよーー!