G2DOKKA-WANDERLUST

ドイツ発。親子3人車中泊放浪旅のキロク

2013年イラン旅

シラーズ最終日と恋愛話

今回のイラン旅における重大なミッション。それは、結婚指輪を買うこと。しかも。。。。。友達の。。。。こんな事頼む方も頼む方だし、軽く引き受けた私達もちょっと後悔し始めていた。私とマーの結婚指輪は、マーがアルジェリアに行ったときにテュアレグと…

シラーズでクッキング

ガンバリ家のペット、ヤマウズラ。停止時は片足で立つ不思議な鳥シラーズ3日目。あまりに居心地がいいので、もう1泊させてもらうことにした。もう1泊だけと言うと、ナザニンはあと1週間ぐらい居るべきだとダダをこねだす。「でもねー、先に行かなきゃ行…

真夜中のピクニック

家にもどると、さっそくお昼ごはんの準備をしてくれているガンバリ一家。ここの家の次男は、元々イランレストランの料理人。昨日の夕食といい、家庭料理のレベルが高いのにも納得。今日は彼が腕を振るって魚料理を作ってくれた。マスのような魚を見事な手つ…

シラーズのバザールで

シラーズ2日目。ホテルのように気の利いた朝ごはんを庭先で頂く。今日も猛暑。昼間の街歩きは暑すぎて危険なので、午前中の涼しい時間に近くの庭園まで行く事になった。この日の案内人は女子大生のナザニン。さっそくタクシーに乗り込み、運転手に目的地を…

ペルセポリスからシラーズへ

ペルセポリスとは、アケメネス朝ペルシア帝国の都。建設に着手したのは紀元前520年前。そんなこと言われても、なんのことだかさっぱり分からないのですが その残骸が残る遺跡ということにしておきましょう。この日も酷暑で、こんな暑い日に長袖、長ズボン…

シラーズに向かう道

険しい山道の日はまだ続く。。。。標高3000mのところにも、突如として現れる遊牧民。山に入りけっこう重要な仕事が水汲みだ。私達の車には20リットルと10リットルのタンクを2個づつ、計60リットルの水が積んである。これなら、万が一どこかで遭…

天国に近い山

セミロンからシラーズへの道。イランは高速道路がきちんと整備されているので、都市から都市へのアクセスが非常に楽な国だ。なんですが、私達はあえてそこは通らずローカルな道路を攻める旅なので余程の事がない限り、高速道路は使わないようにしている。そ…

りんごの里に住む一家

りんご畑で出会ったおじさんのお家に到着。こんな言い方をしたら失礼だけど、おじさんはかなりボロボロの身なりだったのでお家の方はいったいどんなんだ?と正直思ったりもしました。しかし、そんな身なりからは想像つかないほど立派なお家に住んでいました…

りんご畑のおじさん

イスファハンの駐車場で車中泊。道路に面したところだけど、夜中は車通りも少なく静かでぐっすり眠る事ができた。しかし朝の6時から、この駐車場でサッカーの練習が始まっていて、若者達が大はしゃぎ。元気だなーって、ここ駐車場なんですけど、、、でも駐車…

夜のイマーム広場@イスファハン

駐車場に車を置き、すぐ後ろにある公園のベンチで読書&人間観察。通る人みんな、笑顔で挨拶をしてくれる。 こんな所で私は、司馬遼太郎の忍者小説を夢中に読み耽っており、伊賀の郷に思いを馳せたりしていた。ミスマッチすぎる。きれいなバラの向こうに上が…

イラン、お袋の味?ゴルメサブジ

さてさて、お母さんと娘と一緒にお昼ごはん作り。こういう時間というのは、私が旅で一番楽しみにしている時間。こういう時間が欲しくて旅していると言ってもいいくらい、世界の台所事情を覗き見ることはとても楽しいことだ。今日のお昼御飯は「ゴルメサブジ…

宮殿の住人

イスファハンの橋の袂で出会った一家。深夜12時を過ぎていたけど、お招きいただいたお家がこれまた超豪華な宮殿のようなお家でびっくりした。家には彼らの息子2人が王様の腰掛みたいな椅子に座り、超でっかいソニーのプラズマテレビで映画を見ていた。 い…

イスファハンのお金持ち一家

イスファハン、サーヤンデ川にかかる夕暮れ時のスィーオセ橋。サーヤンデは命を生み出す川という意味で、枯れた大地に存在するオアシス都市にはなくてはならない貴重な川なんでしょう。川岸には家族連れやカップルなどが続々とやってきて、ライトアップされ…

世界の半分 イマーム広場

イスファハンの観光目玉スポット、イマーム広場。このぐらいなら、イスラム建築に馴染みがない私でも知っておりました。ウズベキスタンのサマルカンドのようなところでしょ。。 誰が言ったか知らないが、この広場は「世界の半分」とか「イランの真珠」と言わ…

イスファハンに到着

何日か人目を避けてのんびり旅を続けるが、急に人恋しくなってきた。そんな時は街に出よう。イラン3大観光地の一つ、イスファハンに向かう。この国に来て以来、初めての観光地だ。イスファハンまでは山道をひたすら走る。イランの山は木がないはげ山が多い…

イランの大衆料理、「ディージー」アーブグーシュト

山の上のほうに寝床を見つけたあとは、ラーメンなんぞを作り、久々に車中泊の夜になった。 そして、そんな日に限って大嵐だった。翌日はケルマンシャーから300キロぐらいのところにある、ハマダーンという町の方まで出る。有名どころではあるらしいが、そ…

人疲れな世界遺産

ケルマンシャーを去る日。みんなで記念撮影をして、とうとうお別れすることに。「この先親身になってくれる人がいても、くれぐれも気をつけてね。僕らみたいな人じゃなくて、お金目当てで近づく悪いヤツもいるんだから。。。」大丈夫、その台詞。お邪魔した…

ケルマンシャーで囲まれる。

次の日の夕方、バザールに出かけるので町まで出る途中、家の近くにある女子高の前で放課後のおしゃべりに花を咲かせている女子高生集団の前を通りかかる。この数日で、町を歩けば話しかけられるので、それはもう慣れっこだったんだけどこの日は、日本人だと…

ケルマンシャーにて

イラン、イラクの国境に接するケルマンシャー州。ここにもクルド人が多く暮らし、私達がお世話になった一家もクルド人だったけど皆ペルシア語を話し、若い世代になるとクルド語より英語のほうがよっぽどうまく話せるという子もいた。ちなみにマーメルおじさ…

サナンダジュのバザール

おじさんの家を後にしてからは、サナンダジュというイラクの国境からそう遠くない街のバザールで食料調達。しかしお昼休みの時間に入っていて、殆どの店が閉まっていた。キラキラ生地はクルド人が民族衣装によく使います。食器通り。完成度の悪さがへんなツ…

クルド人の里

子供たちが昼過ぎに学校から帰ってきて、お昼ご飯を食べた後、家族は全員2時間ほど昼寝に入った。保育園みたい。。。。イランでは特に暑さが厳しい時間帯は、殆どの商店や会社が休憩時間に入る。なので大体午後1時~5時ぐらいまでは、街も閑散としていい…

クルド人一家との出会い

イラン、グルジスタン州のとある小さな町。スイカを買うために立ち寄った、バスターミナルで開かれている小さなバザール。外国人がまず立ち寄るはずもないところに、突如現れた私たち。店番をするおじさんの中には、「な、なんでこんな所に。。。」と大きく…

優しいおじさんたち

イランの夜は遅い。大体9時とか10時ごろから夕食が始まり、食後のチャイ、フルーツなどを食べながらゆっくりと過ごし、その後寝る。この日もピクニックから戻ったのが夜の12時ごろで、1時ごろになってやっと寝ることになった。翌日、子供たちの朝は早い。7時…

イラン初日

イランの入国審査。ここからはもうスカーフを被り、肌も露出してはいけない。 さっきから付きまとうガキンチョどもを避けるようにして、イランの入国ゲートへ向かう。審査を終えてそのまま通過できると思いきや、別室に通され何やら偉そうな役人に根掘り葉掘…

国境を目指す8日間

4月19日。1日早めの出発。ドレスデンからドイツを抜け、チェコ、スロバキアの国境を超えハンガリーの途中までたどり着く。翌日、セルビアに住んでる友達の家に一泊して、ブルガリア入り。ブルガリアの首都Sofiaでは、社会主義時代から続く習慣の名残で、…

帰ってきました。

イランの旅から帰ってきました。毎日毎日いろんなことがあって、昨日の素晴らしい思い出が今日のステキな出会いに埋もれてゆくというぐらい、とにかく素晴らしいイランの人々に沢山出会いました。だから、何か書こうと思ってイランでの日々を思い出そうとす…

車のお宿

出発を2日後に控え、そろそろ準備が完了するところです。車の中はこんな感じ。このあと、隙間という隙間に物が詰め込まれます。車の中で寝られるようになってます。以前は屋根にテントを積んでそこで寝ていました。広くて快適だったんだけど、大自然の中の…

イランでの服装は?

出発を来週に控え、やること盛りだくさんな今日この頃。昨日はライプチヒまで出ることがあったので、ついでに旅用の買い物を全部済ませてきた。準備をしていて思うんだけど、今回の旅でちょっと厄介なのがイランでの服装。イスラム国家のイランなんだけど、…